産み分けで最近話題になりつつある「O+12法」
いったいどこから始まったかご存じですか?
このO+12法は医学研究などがもとになったものではありません。
6人の男の子のお母さんが始まりなのです。
今回はO+12法はなぜ生み出されたのか、その詳細をご紹介します。
O+12法を生み出した母『Kynzi』さん

O+12法はオーストラリアに住むKynziさんという方が提唱したものです。
Kynziさんは、1977年~1994年までの間に、7人のお子さんを出産されたお母さんです。
Kynziさんは、1人目で男の子を授かり、2人目以降産み分けを行っています。
回数を重ねるほど産み分け方法が本格的になっていきます。
しかし1人目から6人連続で男の子が誕生し、7人目でO+12法を実践したことで女の子を授かっています。
男の子が6人連続で生まれる確率ってどのくらいなのでしょう・・・
純粋にそれぞれの性別が半分の確立で生まれてくると仮定すると、1.5%!すごい確率ですね。
kunziさんの実践した産み分け方法

Kynziさんは、産み分けで有名なシュトルズ法を強く信じていたそうです。
以下がKynziさんの実践した産み分けの詳細になりますが、どれもシュトルズ法をもとに産み分けが実践されています。
産み分け法 | 赤ちゃんの性別 | 出生年 | |
1人目 | なし | 男の子 | 1977 |
2人目 | 排卵日3日前までに頻回に タイミング | 男の子 | 1978 |
3人目 | 排卵日3日前のみタイミング | 男の子 | 1980 |
4人目 | ・1年以上の基礎体温測定 ・カルシウムサプリメント ・排卵4日前にお酢を用いて タイミング | 男の子 | 1983 |
5人目 | ・ダイエット ・排卵5日前にタイミング | 男の子 | 1989 |
6人目 | 排卵2日前にタイミング | 男の子 | 1994 |
7人目 | 排卵兆候完了後12時間後 にタイミング | 女の子 | 1995 |
たどり着いたのはニュージーランドstudy

結論:排卵日の翌日が最適だった
6人目の男の子を出産されたのが1994年のようですが、1984年に発表されたニュージーランドStudyの結果を調べ、そこから以下の結論にたどり着きます。
この唯一の日が排卵日の翌日でした。
kynziさんが参考にされたニュージーランドstudyの内容
ニュージーランドStudyは以下の内容でした
- LHサージを指標とした排卵日によるデータ
女の子が最も誕生したのは排卵日当日で、男の子は全て排卵日より前にタイミングをとっていた - 頸管粘液を指標とした排卵日によるデータ
女の子は排卵日3日前~当日、男の子は排卵日6日前~当日までそれぞればらけた - 基礎体温を指標としたデータ
女の子は排卵日3日前~1日後、男の子は5日前~2日後までそれぞればらけたが、男の子は排卵日前日が最も多かった
注:個人的に、ニュージーランドStudyの結果からは、上記の結論を導き出すのには無理があるように感じました。
またデータ自体も33組(追加研究で+22組)と対象数が少ないため、有意差をだすことは難しいかと思います。
なかなかこのようなデータは発表されないので、貴重なデータであることは間違いありませんが、参考程度に見ておく必要がありそうですね。

医学的根拠がほぼない・・・というまさかの結果でした。
とはいえ、ここまで広まったのは、kynziさんにO+12法を教わった方々が次から次へと産み分けに成功していったからのようです。
O+12法について続報を待ちたいですね
シェトルズ法と真逆だったO+12法

シェトルズでは女の子が欲しい人は 排卵日2日前にタイミングをとることが推奨されいます。
その一方、O+12法は排卵後12時間をベストタイミングとしています。

どちらの方法を選択するにせよ、産み分けを実施する際にはしっかりと心構えをもって行いたいですね。