「産み分けゼリーを使ってみたいけど、安全性が心配……」
体に使用するものなので、安全性を重視するのはもちろんですが、妊娠に関わることなので特に心配になりますよね。
今回は各産み分けゼリーの成分の違いについてご紹介します。
「なにが入っているかわからないまま使うのは怖い……」
という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
男の子産み分けゼリーの成分比較表
主な成分 | pH調整のための成分 | |
ジュンビ― グリーンゼリー | 精製水 ヒドロキシエチルセルロース ヒアルロン酸Na カプリリルグリコール プロパンジオール PEG-60水添ヒマシ油 DPG エチルへキシルグリセリン 1.2-ヘキサンジオール EDTA-2Na ダイウイキョウ果実エキス | クエン酸Na 乳酸 |
ベイビーサポート for boy | 水 プロパンジオール 乳酸 ヒアルロン酸Na ヒドロキシエチルセルロース カルボマー 塩化Na BG 安息香酸Na フェノキシエタノール チャ葉エキス ポリアクリル酸Na | 褐藻エキス 水酸化カリウム |
コダカラゼリー Boy’s green | 精製水 BG プロパンジオール ヒドロキシエチル セルロース 1,2-ヘキサンジオール EDTA-2Na ペンチレングリコール ヨモギ葉エキス アロエベラ葉エキス アルギニン | アルニカ花エキス キュウリ果実エキス セイヨウキズタ葉・茎エキス ゼニアオイ花エキス パリエタリアエキス セイヨウニワトコ 花エキス |
各社が公式サイトにて詳細に成分を公開しています。
コダカラゼリーは天然成分でpHを調整していることが特徴のため、エキスが多く使用されていることがわかります。
女の子産み分けゼリーの成分比較表
主な成分 | pH調整のための成分 | |
ジュンビ― ピンクゼリー | 精製水 ヒドロキシエチルセルロース 乳酸 ヒアルロン酸Na ジプロピレングリコール ニデト酸二Na 安息香酸Na | クエン酸Na |
ベイビーサポート for girl | 水 プロパンジオール 乳酸 ヒアルロン酸ナトリウム ヒドロキシエチルセルロース カルボマー 塩化Na BG 安息香酸Na フェノキシエタノール チャ葉エキス ポリアクリル酸Na | レモン果汁 クエン酸 |
コダカラゼリー Girl’s pink | 精製水 BG プロパンジオール ヒドロキシエチルセルロース 1,2-ヘキサンジオール EDTA-2Na ペンチレングリコール ヨモギ葉エキス アロエベラ葉エキス サンザシエキス | クエン酸 クエン酸Na ナツメ果実エキス グレープフルーツ果実エキス リンゴ果実エキス オレンジ果汁 レモン果汁 ライム果汁 |
各成分の用語解説
成分を一覧でみても、どんな成分なのか、その成分が一般的に使われているものなのかがわからないと不安は残りますよね。
普段聞きなじみのない成分名を簡単に解説します。
ヒドロキシエチルセルロース
天然のセルロースをエチレンオキシドで修飾したもの。
化粧品や美容液、シャンプーや洗顔料などでも使用されています。
ヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸ナトリウムは、保湿成分として化粧品などに使用されています。
医薬の領域でも、点眼薬として角膜保護・目の乾燥を防ぐ目的で処方されることがあります。
カプリリルグリコール
二価アルコールとグリコールの化合物
防腐補助や乳化助剤として化粧品などに使用されています。
抗菌活性をもつとされています。
プロパンジオール
植物のデンプンから作られたグリコール。
抗菌性と保湿性をもち、化粧品やシャンプーなどに使用されています。
PEG-60水添ヒマシ油
ヒマシ油に水素を添加し、参加エチレンを付加重合させたもの。
親水性乳化や可溶化などを目的に使用します。
洗顔料やクレンジング、シャンプーなどに使用されています。
DPG
ジプロピレングリコールの略称
保湿や防腐補助を目的として化粧品などに使用されています。
エチルへキシルグリセリン
防腐補助や消臭を目的として、化粧品などに使用されています。
グリセリンをもとに作られており、抗菌作用をあわせ持つことが特徴です。
1.2-ヘキサンジオール
グリコールの一種。
保湿や防腐補助を目的として、手作りの化粧水などで使用されることがあります。
EDTA-2Na
金属イオンを除去する目的で化粧品などに使用されています。
金属イオンを除去することで、製品の安定性があがったり、触り心地がよくなったりするメリットがあります。
ダイウイキョウ果実エキス
セリ科の植物の実から抽出したエキスです。
活性酸素を除去する作用があるとされ、皮膚の状態を整える目的で使用します。
クエン酸Na
クエン酸ナトリウムは、産み分けゼリー以外にも多くの製品でpH調整剤の役割で使用されている成分です。
清涼飲料水や乳製品にも酸味の調整や酸化防止を目的として配合されています。
乳酸
自然界にも多く存在し、ヨーグルトや乳酸菌飲料などにも多量に含まれています。
体内でも、糖を分解してエネルギーを作る過程においてできる物質です。
カルボマー
親水性の増粘剤として多用されています。
化粧品などに使用されており、テクスチャーの調整や保湿を目的として配合されることが多い物質です。
塩化Na
塩化ナトリウムは塩のことです。
シャンプーや化粧品などにも含まれており、おもに親水性増粘やスクラブ、保湿を目的として配合されています。
BG
ブチレングリコールの略称。
化粧品の基本成分としてよく使用されます。
保湿を目的として使用されることが多い物質です。
安息香酸Na
食品や飲み物の保存剤としても承認されている防腐剤です。
医薬部外品への配合濃度上限が設定されています。
フェノキシエタノール
フェノキシエタノールは化粧品に使用される防腐剤の一種です。
玉露の揮発成分として、自然界にも存在しています。
ポリアクリル酸Na
化粧品だけでなく、医薬品や食品にも使用されている成分です。
吸湿性が高く、親水性増粘を目的として使用されます。
水酸化カリウム
カリウムの水酸化物のこと。
化学肥料や洗剤などの原料として使用されます。
スキンケア用品や化粧品、クレンジング材などでpH調整を目的に配合されることがあります。
pH調整について
pH(ピーエイチ、ペーハー)は液体を酸性やアルカリ性などに分類するものです。
中学校の理科で学習した記憶のある方も多いのではないでしょうか?
pHは0~14の15段階で表され、真ん中の「7」を「中性」とします。
身の回りのものでは などが中性のものに該当します。
「7」を基準とし、それよりも数字が小さければ小さいほど強い酸性に、数字が大きければ大きいほど強いアルカリ性になります。
酸性のものはレモン果汁やフルーツ、ビール、炭酸飲料などが身近ですね。
一方、アルカリ性のものは洗濯用洗剤や漂白剤などがあります。
健康的な肌は「4.5~6.0」とされており、弱酸性であることがわかります。