【保存版】産み分けにオススメのやり方8選を徹底解説

産み分けの方法にはいくつかの種類がありますが、主流はシェトルズ法と呼ばれる排卵日をもとに男の子と女の子の産み分けをする方法です。

結論からお伝えすると、どの方法を用いた場合でも100%の産み分けを行うことはできません。産み分けを行いたいという気持ちを大切にし、出産後に「産み分けをしておけばよかった」と後悔しないために、「できることにチャレンジする」ぐらいの心構えで挑戦する方がよいでしょう。

産み分けをいざしてみようと思っても、

  • 産み分けをしたいけど、なにからしたらいいのかな
  • いくつか種類があるけどどれが成功率が高いのかな
  • 病院に行かなくてもできるのかな

といったお悩みを抱えることも多いのではないでしょうか。

今回は産み分け方法を8種類ご紹介し、それぞれの方法の特徴や成功率などをご紹介します。

ご自身の状況や気持ちにあった産み分け方法を見つけていきましょう。

目次

1.排卵日を用いた方法(シェトルズ法)

シェトルズ法は排卵日をもとに、産み分けに適した性交日を決めてタイミングをとっていく産み分け方法です。

を基本とします。

シェトルズ法を用いた自然妊娠では産み分け確率は男の子81%、女の子は80%と報告されているものもあります。

シェトルズ法による産み分けには排卵日の特定が必要なため、以下のいずれかの方法で排卵日を特定する必要があります。

1-1 基礎体温から排卵日を特定する方法

基礎体温から、おおよその排卵日を特定することが可能です。

基礎体温は一般的には低温期と高温期の2層に分かれます。

図1のように、体温がガクッと下がる日を排卵日と推定します。

体温が変化する理由

体温を変化させているのは「プロゲステロン」という黄体ホルモンです。

排卵が行われると、卵胞が黄体へと変化します。
この黄体から分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)が体温を0.3~0.6度上昇させる効果をもつのです。

1-2 排卵検査薬を活用し排卵日を特定する方法

排卵検査薬が強陽性になったときから24時間以内の排卵を予測する方法です。

排卵検査薬を使うことで排卵日が特定できる理由

排卵検査薬は尿中の「LH(黄体形成ホルモン)」の濃度によって、検査結果が変わる検査薬です。
「黄体形成ホルモン」が分泌されることで、排卵が引き起こされるため、このホルモンを活用して排卵予測が行われています。
「黄体形成ホルモン」はじわじわと増加するのではなく、一気に増加します。黄体形成ホルモンの分泌量は排卵24~36時間前にピークとなることがわかっています。
そのため、排卵検査薬を1日1~2回使用することで、濃度の変化が確認でき、より正確な排卵日を特定することができるのです。

排卵検査薬の一覧はこちら

1-3 おりものから排卵日を特定する方法

排卵日前と排卵日には、その他の期間とは異なるおりものがでることが多いことから、おりものの状態によって排卵日を特定する方法です。

おりものの変化

  • 生理直後|ほぼ伸びない
  • 排卵日数日前|よく伸びる(10㎝ほど)
  • 排卵日当日|やや伸びる

いわゆる「福さん式」と呼ばれるものも、おりものの状態の変化から排卵日を推定するものです。排卵日を予測するためのセルフチェック法の一つで、福岡の助産師「福さん」が考案しました。基礎体温やおりものの観察に加え、膣内の子宮口の状態を自分で直接触れて確認します。

福さん式の特徴は以下の通りです。

  • 排卵日の3~4日前からのびるおりもの(のびおり)がでる
  • 排卵期が近づくと子宮口は柔らかく開き、排卵が終わると硬く閉じる

2. 産み分けゼリーを用いた方法

産み分けゼリーを用いた方法は、膣内のpHをコントロールすることで産み分けを実践します。

  • 女の子となるX精子は酸性の環境に強い
  • 男の子となるY精子はアルカリ性の環境に強い

X精子とY精子で生存に適したpHが異なることから、希望の性別の精子が生存しやすい環境を作ってあげる方法です。

具体的なメカニズムはこちらを参照ください。

産み分けゼリーを用いた場合でも100%産み分けができるわけではありませんが、X精子Y精子の特徴を考えても理論的に理解しやすい方法といえます。

3.生活習慣改善する方法

男の子を希望するならアルカリ性の食事、女の子を希望するなら酸性の食事がよいといわれていることから、食生活を変え、産み分けを行う方法です。

  • 男の子を希望する場合|アルカリ性の体質を目指します。
    ナトリウムやカリウムを含む食べ物(肉、魚、野菜など)を意識して摂取します。具体的には、バナナやじゃがいも、ほうれん草、牛乳などがよいでしょう。
  • 女の子を希望する場合|酸性の体質を目指します。
    カルシウムやマグネシウムを多く含む食べ物(乳製品、豆類など)を積極的に摂取します。納豆、ヨーグルト、サバやアーモンドなどがよいでしょう。

科学的根拠はありませんが、手軽に始めることのできる産み分け方法といえるでしょう。

また、妊活という観点からも、体を冷やさないよう心がけ、基礎体温が安定するように生活習慣を整えていくことも大切です。

4.サプリメントを使う方法|リンカル

「リンカル(リン酸カルシウム)」と呼ばれるサプリメントを服用することで、男の子の産み分けを行う方法です。
元々は、胎児の先天性疾患(無脳症)予防のためにリン酸カルシウムが有効かどうかを確認した試験がきっかけです。
この試験において、リン酸カルシウムを服用した女性のうち、80%が男の子を出産したことがわかっており、ここから男の子の産み分けにリン酸カルシウムが有効ではないかと推察されているようです。

偶然発見されたサプリメントなのですね

リンカルsを販売されている会社のホームページにも記載されているように、リンカルによる作用機序はわかっていないようです。

男児ご希望の方に体質改善のカルシウム製剤です。20年以上の歴史で高い成功率を維持していますが、今だにその作用機序は解明されません。

産み分けネット オンラインショッピング「リンカルS(日本製)より引用

産み分け指導を行っている病院でも、男の子の産み分けを希望する場合には排卵のタイミング指導とあわせて、「リンカル」を処方されるケースが多くあります。

リンカルを服用する際には以下の点に気をつけるようにしましょう。

  • 2か月以上飲み続けること
  • 5日連続でのみ忘れた場合には効果はリセットされてしまうこと

5.パーコール法

女の子と男の子の性別を決定する「X精子」「Y精子」を分離して産み分けを行う方法です。

日本では倫理面や安全性面の問題から、規制されていた時期がありましたが、現在は安全性に問題は確認されなかったという理由から、その規制は解除されています。

(パーコール法の規制の経緯についてはこちら

ただし、学会として全面に賛同しているわけではないため、産婦人科医によって賛否が分かれているのが現状です。

パーコール法で産み分けができる理由

X精子はY精子よりもわずかに重いという特徴があります。
重さの違いを利用し、両方の精子が混ざったものをX精子とY精子に分離し、X精子のみを選別する方法です。

理論上では100%産み分けが可能なようにも思えますが、実際にはX精子とY精子をきれいに分離することは難しく必ずしも希望する性別を授かる方法とはいえないようです。

6.病院に通う方法|産み分け指導

産み分け指導を行っている産婦人科・婦人科病院に通院し、産み分け指導を受ける方法です。

基本的に保険は効かないため、すべて自費で受診することとなります。

病院で受けることのできる指導は以下の通りです。

  • 基礎体温表のチェック
  • 排卵チェック
  • 産み分けゼリーの処方
  • リンカル処方
  • 妊娠確認

7.産み分けカレンダーを活用する方法

有名な産み分けカレンダーには中国式とブラジル式が存在します。

どちらも母親の年齢と受胎した月の組みあわせで性別を推測し産み分けを行うものです。

中国式ブラジル式
母親の年齢の数え方 数え年満年齢
受胎月のカウント旧暦新暦or旧暦
対象となる母親の年齢
(妊娠時の年齢)
16~4419~39
向いている人アジア系アメリカ系

科学的に証明された方法ではありませんが、中国式カレンダーの場合は当時の中国の出生記録をもとに作られています。統計学に近いのかもしれませんね。

的中率は人種によって異なるようですが、おおよそ67~78%程度と思われます。

8.O+12法

O+12法とは、アメリカで流行している産み分け方法です。

O+12法も排卵日を基準として、男の子と女の子を産み分ける方法ですが、一般的に使用されることの多い「シュトルズ法」とは異なります。

O+12法について詳しく知りたい方はこちらを参照ください。

まとめ

まとめ

産み分けにはシェトルズ法や産み分けゼリー、生活習慣の改善、サプリメントの利用、病院での指導、産み分けカレンダー、O+12法など、さまざまな方法が存在します。

どの方法も100%の確率で希望する性別を授かることは保証されていませんが、それぞれの方法にメリットや成功率が異なるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

産み分けを試みる際には、無理をせず、家族と相談しながら心に余裕を持って取り組むことが重要です。

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この記事を書いた人

男の子3人を育てている母です!
サポートがほとんどない中で、2人目、3人目の妊娠生活や産後の悩みを乗り越えてきました。その経験をもとに、妊娠中や育児中の皆さんが抱える不安や悩みに寄り添いながら、役立つ情報を発信しています。

・離乳食/育児食コーディネーター

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