なぜ産み分けゼリーで産み分けが可能なのか?メカニズムを紹介!

産み分けゼリーを使用した産み分けは、ゼリーによって膣内のpHを調整することで男の子が生まれやすい環境または女の子が生まれやすい環境を作り出すというものです。
医学的根拠が報告されているものではないので、100%の産み分けを可能とするものではありません。
産み分けを実践する際には、「自身が後悔しないため」という心構えをしっかりと持って、行うことが大切です。

この記事ではゼリーでpHを調整することで産み分けが可能になるメカニズムや、産み分けゼリーを用いて産み分けを実践する具体的な手順について解説します。
この記事を読むことで産み分けゼリーを使用した産み分け方法の、基本を押さえることができます。

目次

性別を決めるのは「性染色体」と呼ばれる遺伝子です。

卵子や精子は、その成長過程で「減数分裂」というものを行います。
女性の性染色体がXXであることから、卵子のもととなる細胞もXXを持っています。
一方、男性の性染色体はXYです。そのため、精子のもととなる細胞はXYを持っています。
それぞれが図のように減数分裂を行うため、卵子は全て「X」の性染色体を持ち、精子は「X」と「Y」の性染色体を持つものに分かれます。

X精子Y精子
少ない多い
酸性の環境強い弱い
寿命2~3日1日
運動性遅い速い
表1.X精子とY精子の特徴

表1のように、X精子とY精子とでは寿命やpH(ピーエイチ)など、異なる性質を持ちます。
この特徴に着目して開発されたのが産み分けゼリーです。
これらの特徴に適した環境を作ることで産み分けを実践しています。

産み分けゼリーを用いない産み分け方法においても、基本的にはこの特徴を頭に入れておくことで実践可能です。

産み分けの医学的根拠は明確にはなっていません
産み分け方法には食事をコントロールしたものや、排卵日により性交のタイミングを調整するものや、産み分けゼリーを使用するもの、パーコール法などさまざまな方法がありますが、どれも医学的根拠が明確になっているものはありません。

そのため、このような方法で産み分けを検討する場合には、ひとりひとりがその産み分け方法の背景をしっかりと理解し、100%が保証されたものではないことを念頭に置く必要があります。

また倫理面で見た場合には、胎児を1人の人間としてとらえた時に、尊厳の尊重という点で倫理的な課題が残ります。

産み分けゼリーはさまざまな会社から発売されていますが、どれも膣内のpHを調整する作用を持ちます。


産み分けゼリーを使用する際に重要なことは

女の子となるX精子が酸性の環境に強く、男の子となるY精子がアルカリ性の環境に強いと言われている

ことです。

産み分けゼリーを使用して、膣内を酸性に傾けることで女の子が、アルカリ性に傾けることで男の子が生まれやすくなるとされています。


その他にも以下のことを考慮する必要があります。

  • 性交の際にオーガズムを感じると膣内がアルカリ性に傾く
  • 排卵日が近づくと子宮管粘液が多くなりアルカリ性に傾く

実際に産み分けゼリーを使用して産み分けを実践する際の手順は以下の通りです。

女の子の産み分け手順

  • 基礎体温や排卵検査薬を用いて排卵日を特定する
  • 排卵日の2日前に性交を実施する
  • オーガズムを感じないようあっさりとした性交を心がける
  • 浅い挿入を心がける

産み分けゼリーを用いた実際の手順:男の子

男の子の産み分け手順

  • 基礎体温や排卵検査薬用いて排卵日を特定する
  • 排卵日当日に性交を実施する
  • 女性がオーガズムを感じるような性交を心がける
  • 深い挿入を心がける

膣内のpHを調整する産み分け方法は、今回ご紹介した産み分けゼリーを使用する方法の他に以下のものがあるとされています。

  • 食事や生活習慣
  • shettles法(シェトルズ・シャトルズ法)
    =排卵日や体位など性交に関わるものを調整する方法
  • パーコール法
    =精液を遠心分離し、X精子とY精子を分離する方法

産み分けゼリーの効果を高めるためにも、排卵日を特定することが大切です。
基礎体温から特定していく場合には少なくとも3ヶ月程度のデータが必要となるため、これから産み分けを検討される方もまずは基礎体温の測定を開始しておくことをおすすめします。

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この記事を書いた人

男の子3人を育てている母です!
サポートがほとんどない中で、2人目、3人目の妊娠生活や産後の悩みを乗り越えてきました。その経験をもとに、妊娠中や育児中の皆さんが抱える不安や悩みに寄り添いながら、役立つ情報を発信しています。

・離乳食/育児食コーディネーター

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