私たちの遺伝子には、常染色体と性染色体と呼ばれる染色体があります。
男の子や女の子といった性別の違いのもととなる「性染色体」にはXとYの2種類があります。
- 男性:XY
- 女性:XX
といった一対の性染色体を持っています。

図のように、X染色体を一つもつ卵子が、X染色体を一つ持X精子またはY染色体を一つ持つY精子のどちらと出会うかで赤ちゃんの性別が決定するのです。
そして、X精子・Y精子にはそれぞれ異なる特徴があり、この特徴を利用して産み分けを実践している方が多くいらっしゃるのです。
今回は、X精子Y精子それぞれの特徴について詳しくご紹介します。女の子の産み分けや男の子の産み分けに必要なポイントも併せてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
X精子とY精子の特徴まとめ


- X精子:Y精子と比べ、数が少なく、酸性の環境に強い。寿命が長い。
- Y精子:X精子の2倍の数がある。酸性の環境に弱い。寿命が短い。運動性が高い。

女性の膣内の環境は一定ではなく、普段は酸性で雑菌が入るのを防いでいますが、排卵前になると妊娠に備えアルカリ性に傾きます
女の子の産み分けとX精子の特徴
女の子の産み分けを希望する場合には、X精子が卵子に到達しやすい環境作りが必要です。
X精子は、寿命が2~3日とY精子と比べて長く、酸性の環境で生き残りやすいという特徴があります。
X精子を卵子まで到達させるために、酸性の膣内で精子を長い距離泳がせることが大切です。
女の子の産み分けにチャレンジする場合は以下のポイントに注意しましょう!
- 排卵日の2日前に性交を行う
- 産み分けゼリーを活用し、膣内を酸性にする
- 膣内の浅い位置で射精する
男の子の産み分けとY精子の特徴
Y精子はX精子に比べて、 「Y精子」は寿命が1日と短くアルカリ性の環境で生き残りやすいというという特徴があります。
そのため、男の子の産み分けを実践する際には以下のポイントをおさえるようにしましょう。
- 排卵日当日に性交を行う
- リンカルを活用する
- 産み分けゼリーを活用し、膣内をアルカリ性にする
- 膣内の深い位置で射精する
赤ちゃんの性別を決めるのは父親側


赤ちゃんの性別が決まるのは、精子と卵子が出会ったタイミングです。
精子の中で、X精子とY精子どちらが先に卵子と出会い受精卵となるかで性別が決まります。
したがって、X精子またはY精子どちらかが生き残りやすい環境を作り、卵子への到達率を高めることで、産み分けを実践するのです。
このように性の決定は精子次第であり、Y精子とX精子の性質の違いを利用して男女産み分けを行うことになります。
産み分けを実践するか悩んでいる方へ
産み分けを実践するには、今回お伝えしたようにX精子Y精子のそれぞれの特徴をしっかりと理解しておく必要があります。
また、産み分けには排卵日の特定が欠かせません。産み分け成功率を1%でもあげられるよう、できることから少しずつ始めていきましょう。
「産み分けにチャレンジするか決めかねている」「もし希望の性別でなかった場合、気持ちの整理ができるかな……」
そんな気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。
産み分けは100%成功するものではなく、医学的な根拠も完全ではありません。だからこそ、産み分けに挑戦するかどうかは、ご自身やパートナーが納得できる形で決めることが大切です。
私自身も産み分けを実践しました。
そのときの リアルな体験談を近日公開予定 です!
公開しましたら、X(旧Twitter)やInstagramでご案内しますので、ぜひフォローしてお待ちください。