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調べても調べてもすぐ忘れる… 育児・妊娠・出産関連の情報をまとめています 1000本以上の医学文献を読んできたので文献情報も付け加えながら…

乳幼児期のワクチン お役立ち情報まとめ

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こんにちは!ハレです☀️

今回はワクチンについて少し書こうと思います。お役立ち情報なので、細かいワクチンの内容ではなく大まかな分類やスケジュール管理に便利なツール等をご紹介します。

 

 

ワクチン接種について

 

最近Twitterでワクチンを打たない主義のママさんの話をよく見ます。

公衆衛生学・ 微生物学を学んできた身としてはちょっと理解しがたい考え方です 。

 

日本小児科学会のHPにも「個人防衛と社会防衛」 とタイトルがつけられている章があるように、 ワクチン接種の意義は個人も守り、社会全体も守ることです。

特に集団生活をこれから送っていくうえで予防接種を受けられていない弊害が出てくるのはお母さんではなくお子さんなのではないでしょうか。

 

『予防接種を受けた人はその感染症から守られます(個人防衛)。 多くの人が予防接種を受けることにより社会全体からその感染症が 減り、 結果的に予防接種を受けていない人たちも感染症から守られることになります(社会防衛)。』

(日本小児科学会 HPより抜粋)

 

ワクチン否定派の意見を否定するわけではありませんが、 私には到底理解できない話です。 ワクチンを打ちたくても打てない人もいる中でそういった人を守ることができるのも多くの人がしっかりとワクチン接種をしているからなのではないでしょうか?

 

ワクチンで予防できる病気はワクチンで予防する。 非常にシンプルかと思います。

 

 

 

ワクチンの種類

 

定期接種と任意接種

 

定期接種のワクチン

=予防接種法に書かれているワクチン

各自治体によって補助がでるため基本は無料で接種できる

詳細は別記事にて記載しますが基本的にはこの定期接種のワクチンをスケジュール通りこなしていく感じになるかと思います。

 

ワクチンによっては生後何週までに打たないといけないと決められていたり(ロタワクチンの1回目は生後14週6日までに打つことが推奨されています)、前回のワクチン接種から〇 週間間隔を空けないといけない…と決まっていたりします。

 

任意接種のワクチン

一番イメージがつきやすいのがインフルエンザワクチンですね。

他にもおたふくかぜワクチンも日本小児科学会のスケジュールに記載されているものの、 公費扱いではないため任意接種の分類となります。

 

これらのワクチンもママさんパパさんの会社の組合などで補助が用意されている場合がありますので1度確認されることをおすすめし ます。

いよいよ10月からロタワクチンも定期接種に分類されますね。

ロタワクチン…高かったのを覚えています…

そして唯一口から飲むワクチンだったので

「頼む!!はかないでね!!!」 とはらはらしながら経過を見守りました。

 

ワクチン一覧については日本小児科学会のHPにてまとめられております。

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引用:日本小児科学会 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールhttp://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=138

 

同時接種について

生後2か月で打つワクチン

こんなにあるんです!!

Hib1回目

肺炎球菌1回目

ロタ1回目

B型肝炎1回目

 

4本も!いっぺんにうつの!?しんどくない?大丈夫?

と少し心配になり同時接種のリスク等を調べた記憶があります。

 

同時接種についてはいろいろと調べましたが、 学会の見解として安全であることをだしていることや同時接種する ことで得られるメリットのほうが多かったので、私は可能な限り同時接種で進めました。

不安が残る場合は1度かかりつけの先生にご相談されるといいかもしれません。

 

スケジュール管理

予防接種のスケジュールですが、 小児科で見やすいものを渡されるケースもあると思います。

 

日本小児科学会からはこのような形の予防接種スケジュールが推奨されています。2歳ぐらいになると少し落ち着きますね。

 

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(引用:日本小児科学会 2020年1月推奨の物です。最新は学会ホームページよりご確認ください)

ちなみにこの小児科学会のサイトで予防接種のチェック表も配布されていますので、活用されるのもいいかと思います。

https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/vaccine_schedule.pdf

(引用:日本小児科学会ホームページ)

私的におすすめしたいのがMSD株式会社が提供している「LINEで予防接種リマインダー」です。


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提供:MSD株式会社

 

  1. ワクチン接種の管理ができる
  2. スケジュールで近づいてきても予約が入ってない場合はお知らせしてくれる
  3. 持ち物等の確認もしてくれる
  4. 子供が5人まで追加管理できる


といった特徴があります。

 

ただこれ2歳までなんですよね・・・・ もう少し伸ばしてほしかった…

小児科の予約システムで接種一覧を確認できたりしますが、 引っ越しでかかりつけが変わってしまったりすると面倒なのでこうしたラインやアプリを活用することをおすすめします。

 

 

 

ワクチン接種に関する私の失敗談

第一子を出産して入院中の資料の中に入っていたワクチン接種スケジュール表

楽観的な私はそれを見てもとくに行動することはなく

ふ~ん…時期が決まってるんだな… 忘れないとは思うけど気を付けよう。

ぐらいの感覚でした。

 

最初のワクチン接種は生後2か月

この頃の私は小児科でのワクチン接種スケジュールがこんなにも激戦だとは知りませんでした。

もうすぐ生後2か月になるころ

そろそろワクチン予約しないといけないな。なになに。 ネットから予約か…ログインして空きのところで予約を…

 

空いてない!全然空いてない!!!

 

甘く見てましたね。 普通の内科にかかるくらいの気持ちでいたので前日でも予約が取れ ると思っていたんです。まぁ空いてない。

結局2か月になったら打ちましょう! とされていたものは3ヵ月近くになってからようやく接種することができました。

 

その後ももちろんスケジュールは1ヵ月遅れで進んでいきます。

別にいいんですけどね。

いいんですけど産後何を頼っていいのかわからなかった私はたった1ヶ月スケジュールがずれてしまったことにもとても落ち込んでしまいました

(今考えると少しメンタルがやられていたのだと思います)

 

 

反省したくせに1歳の時のインフルエンザの予防接種ではまた動き出しが遅く、本当に予約がとれなくて…

流行ピークよりも前に2回打つって結構大変ですよね。

 

楽観的で後回しにしがちな性格が、 子育てによって少しずつ前倒しで実行するよう変わってきたように思います。

別記事でいつか書きたいと思っていますが、 育児を通じて本当にいろんなスキルが身についたと思います。

 

日々忙しい中、ワクチンのスケジュール管理。 大切だけど不安も大きいところですよね。

いろいろと情報共有頂けると幸いです。

 

 

それではまた✴︎✴︎