確定申告を自分でするケースってほぼない方がほとんどですよね。
なんとなく税金に関する書類って難しそうだし、間違えたら怖い・・・と踏み出すのに勇気がいります。
初めての人にもわかるよう写真付きで細かく丁寧に書いていきます!
一緒にやっていきましょう!
また細かい項目で
「これって医療費に含めていいのかな・・・」
と心配になるところもでてくると思います。
コメント欄またはTwitterで質問いただければお答えできる範囲でお答えします。
それでは早速やっていきましよう!
確定申告のページにアクセス
まずは国税庁の確定申告ページにアクセスしましょう。
ネットで検索すると国税庁のページではない似たようなページがでてきます。
必ずこちらからアクセスするようにしましょう。令和2年分 確定申告特集 (nta.go.jp)
(ちなみにこのURLにもあるような「go.jp」というドメインは日本政府のドメインになります。go.jpで終わるかどうかをしっかり確認しましょう)
赤丸の「確定申告書等の作成はこちら」から進みます。
作成開始をクリック
提出方法の選択についてですが、マイナンバーカードと併せてICカードリーダーがあるご家庭であれば
マイナンバーカード方式
ID・パスワード方式
を選択します。
カードリーダーはまだそこまで普及していないためおそらくほとんどの方が
印刷して提出
の提出方法を選択することになると思います。
印刷して提出を選択すると
ご利用のための事前確認を行います
のページに移動しますのでページ下部右側の
利用規約に同意して次へ
のボタンを押します。
昨年出産された方は「令和2年分の申告書等の作成」の▼をクリックします。
1番左側にある「所得税」をクリック→作成開始ボタンをクリック
このような画面になるかと思います。
さて、ここで入力する申請者ですが
共働きのご夫婦であれば
課税所得金額の多いほうが申請
のほうがいいです。
理由・詳細が知りたい方はこちらの記事をどうぞ
準備中
収入の多いほうの生年月日を入力し、申告内容に関する質問にはい/いいえで答えていきます。
「給与以外に申告する収入はありますか?」の質問は会社でもらう給与以外に、などが該当します。
回答を入力し次へ進むのボタンを押すと源泉徴収票の入力画面になります。
源泉徴収票入力画面
源泉徴収票をファイルでもらっている場合(.xmlで終わるもの)
はい→次ヘ進む→ファイルの取り込みへと進みます
源泉徴収票を紙でもらっている場合
入力するボタンを押し、
①支払金額
②所得控除の額の合計額
③源泉徴収税額
④住宅借入金等特別控除の額の記載
を入力します。
源泉徴収票のどこになにが書いてあるのかわからない…
となりそうですが、申請画面にて丁寧に画像付きで解説されてますので迷わず入力できるかと思います。
次へ
収入金額・所得金額の入力
という画面になりますのでそのまま入力終了(次へ)
さぁようやく来ました!
医療費控除の入力欄です。
医療費控除を入力しよう
この「所得控除の入力」のページにきたら
ここの医療費控除のところの入力するボタンをクリック!
ここにも記載されていますが、ふるさと納税でワンストップ特例制度を使用された方は入力が少し異なります!
医療費控除を適用する
をクリックしいよいよ医療費控除を入力していきます。
医療費控除の額の出し方はいろいろあるかと思いますが基本的に紙の領収書を保管されている方が多いと思うのでその形で進めていきます。
1つ目の「医療費控除の領収書から入力して、明細書を作成する」を選択し「次へ進む」ボタンを押し、「入力する」をクリックします。
このような画面がでましたか?
入力例
入力を続けましょう!
ここでは医療機関ごとに医療費を入力していきます。
わかりづらい方は例を見ていきましょう(理解できてる!という方は飛ばしてください)
例)3人家族→お母さん・お父さん・長女
- A産婦人科病院でお母さんが妊婦健診・出産を行った。計13枚の領収書
- B薬局でお母さんが便秘の薬をもらっていた 計5枚の領収書
- Cクリニックでお母さんが風邪をみてもらった 計2枚の領収書+お父さんが糖尿病の治療で通っていてもらった4枚の領収書
- D小児科に長女が通っていた 計10枚の領収書
4つの医療機関の領収書が計34枚でてきましたね。
ここでは医療を受けた人+医療機関名の組み合わせで領収書をまとめていきます。
つまり
①A産婦人科病院(お母さん) 〇〇円(13枚の領収書の総額)
②B薬局(お母さん) 〇〇円(5枚の領収書の総額)
③Cクリニック(お母さん) ○○円(2枚の領収書の総額)
④Cクリニック(お父さん) ○○円(4枚の領収書の総額)
⑤D小児科(長女) ○○円(10枚の領収書の総額)
となるので5回この医療費の入力画面で入力することになります。
私が出産した時の領収書を例に見てみよう
1番額が大きくなる産婦人科を例に見てみましょう。
これは私が実際に無痛分娩で出産したときの領収書です。
この中で気を付けるべき項目は「室料差額」ですね。
この時は個室を自分で希望しているため、この差額室料に関しては医療費控除対象外となります。
従って合計額から50,000円を抜いた額を、それまでの産婦人科での領収書の額と併せて計算します。
合計額を記入したら今度は『Aのうち生命保険や社会保険などで補てんされる金額』となっている部分を入力します。
この欄には出産育児一時金が該当しますので42万円を入力します。
こんな形で入力すると結果が表示されます。
これでいくら還付されるかがわかりますね。
あとは指示に従って次へ→次へ→次へ・・・と進めていけばOKです。
住所氏名・マイナンバーの番号等を入力します。
印刷して完了
印刷画面に進むので『帳票表示・印刷』ボタンを押すとPDFがダウンロードされます。
このPDFを印刷し押印・本人確認書類のコピーを貼って完成です!
お疲れさまでした!
送付先はダウンロードした資料の1番最後に記載されているのでそれを切り取って封筒に貼るだけでOKです。
おわり
慣れないと本当に大変ですよね。
確定申告作成ツール自体がとてもわかりやすく丁寧に作られているので、指示に従っていけば迷わず作れると思います。