この記事はプレ幼稚園における無償化の対象について記載しています。
- 4月からプレ幼稚園への入園を考えている
- 幼稚園の無償化について知りたい
お急ぎの方はポイントだけどうぞ!
この記事のポイント
プレ幼稚園に通っている子で無償化となるのは以下2つの条件を両方満たす場合のみ
- 幼稚園が届け出を行っている
(一時預かり事業や認可外保育施設としての届出)
- 住民税非課税世帯である
無償化の対象
2019年10月より幼保無償化が始まっています。
対象となるのは
・幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3歳から5歳児クラスの子供たち
・住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラスまでのこどもたち
(幼児教育・保育の無償化: 子ども・子育て本部 - 内閣府 (cao.go.jp) より引用)
と記載されています。
プレが無償化の話はどこからでた?
混乱のもととなっているのは内閣府が出しているこの情報かと思います。
(注) 幼稚園については、入園できる時期に合わせて、満3歳から無償化します。
(幼児教育・保育の無償化概要: 子ども・子育て本部 - 内閣府 より抜粋)
これにより
プレ幼稚園に通っていても3歳になったタイミングで無償化になるのでは?
と感じられる方も多いかと思います。
幼稚園は年少前でも入園できる!?
そもそも幼稚園とは、学校教育法において以下のように定められています。
第26条
幼稚園に入園することのできる者は、満三歳から、小学校就学の始期に達するまでの幼児とする。
一般的に5月生まれの子が幼稚園に入園する場合、年少クラスに入るときには3歳11ヶ月であることが多いかと思います。
しかしながら、法律上では3歳になったタイミングから入園が可能であるため3歳になった5月に入園することも幼稚園次第では可能となります。
この場合年少さんクラスに2回通うことになります。
あまり一般的ではありませんがこのようなことが法律上可能であるため、内閣府のパンフレットにも
(注) 幼稚園については、入園できる時期に合わせて、満3歳から無償化します。
といったことが注意書きで記載されているのではないかと思います。
内閣府の公式見解
内閣府のHP上にプレ保育について以下のように記載されています。
2歳児を対象としたいわゆるプレスクール(プレ保育)については、一律に幼児教育・保育の無償化の対象とはなりませんが、保育の必要性のある子供の定期利用を主として対象としているなど、実施の態様に照らして、一時預かり事業や認可外保育施設としての届出を行っている場合には、保育の必要性が認められる住民税非課税世帯の子供は子育てのための施設等利用給付の対象となります。(月額上限4.2万円)
(幼児教育・保育の無償化: 子ども・子育て本部 - 内閣府 (cao.go.jp) より引用)
プレスクールについては一律に無償化の対象とはならないと記載されています。
つまりプレに通っている場合は住民税非課税世帯かつ園が届け出を行っている場合のみ無償化の対象となるようです。
まとめ
幼稚園は年少前でも入園できるので満3歳の記載がされていた!プレ幼稚園の無償化は一律ではなく条件付き!