この本知ってる?
本屋さんで子育て、教育関連のコーナーに行ったことのある方はおそらく見たことのある本かと思います
気になってはいたものの
モンテッソーリって教育ママ感すごいしな…
時間ないしな…
と思って読めていませんでした。
夕飯準備中に流していたYouTubeで
中田敦彦さんがこの本の紹介をしていました
あれ?意外と近いことを普段やってるのかも?
と興味をもち、とりあえず購入!
どのあたりまで生物学的根拠があるのかはもう少し勉強する必要がありますが、とても為になりました。
生活に取り入れてみよう!と思えることも多々あったのでレビューを書いていこうと思います。
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さくっと読みたい方はマンガ版もおすすめです!
モンテッソーリ教育って?
この本の中でモンテッソーリ教育とは以下のように記載されています
私はこのように解釈しています。
モンテッソーリ教育の根本に流れているのは、「子どもの自立であり、親は子どものそばに寄り添い、見守る存在でいることが大事。決して手を貸したり、世話を焼いたりする存在ではなく、子どもの能力を引き出す存在である」と。
(モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方より引用)
なぜハーバード式なのか
著者がモンテッソーリ教育とともに重視しているのが、ハーバード大のハワード・ガードナー教授が提唱する
「多重知能理論」です。
難しい名前ですが、
人間には8つの知能あるよ。
という考え方です。
8つの知能をものさしとし、人によってある知能が高かったり低かったりするという考え方のようです。
本書の著者がアレンジし「9つの知能」を構築しており、これをもとに子どもを観察することを推奨しています。
才能を開花させる方法
本書の中で才能を開花させる人とは
親から抑圧されず、自分の意志を尊重してもらった
上記のような人であると記載されています。
才能を伸ばすためには0~6歳の間に集中できる場面を作ることが大切とされています。
どんな時代にも対応できるのは
「自分で考え、解決する力」
「自分を信じる力」
「豊かな人間関係を築くコミュニケーション能力」
(モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方より引用)
モンテッソーリにおける敏感期とは
モンテッソーリ教育において「敏感期」と呼ばれるものがあります。
この敏感期とは
ある一定の時期に、ある決まった能力が発達するという旬の時期とされています。
本書の中でも
運動の敏感期
感覚の敏感期
言語の敏感期
などの項目に分けて記載がされています。
この言語の敏感期についての説明の中で、赤ちゃん言葉を使うことはNGとされています
その理由として
大人が使う言葉を使った方が、言葉の理解は早くなります
と記載されています。
(モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方より引用)
使ってしまいがちですけどね・・・
あまり意識しすぎず子育てに適用させていこうと思います。
親の8つの心得
本書の第4章では、子どもと接する上で心得ておく必要のあることが8つの心得という形で記載されています
その中でも特に印象に残った2つを紹介したいと思います。
普段の子どもとの関わりを振り返りハッとしたのが
項目7
子どもに解決させる
項目8
間違いを訂正しない
の箇所でした。
項目7:子どもに解決させる
兄弟間の喧嘩が少しずつ増えてきた我が家
手を出したりはしないものの、ヒートアップしてくると叫んで怒ることも。。
そうなると必ず私が仲裁に入って、解決策を提案していました
(余裕のない時はとりあっているおもちゃを、私が回収して無理矢理収めることも多々あります・・・)
モンテッソーリ教育の中では『見守る』ことが基本スタンス。
本人達に解決させることで問題解決力を養うというものでした
項目8 間違いを訂正しない
これ、個人的にめちゃくちゃ難しいな…と感じた項目でした
間違いに対しては『できた』ことだけ承認しましょう
と本には記載されています。
自分で間違いに気付く→学び→レベルを上げる
という過程が大事だから
とのことですが、
2+3は4!!!!!
と言ってきた時に
できたね!
と言うのはやっぱりなんだか違う気がする…
頑張ったね!
なのか…うーん…
とはいえ、いろんなことで間違えてることはある中で、訂正しなくていい場合もあるということを学びました。
間違いに気付くには正しいお手本が必要と記載のあった通り、まずは親が正しいお手本を見せることが大切ですね。
モンテッソーリの基本を知り、無理のない範囲で日常に取り入れると言う点でおすすめの本です