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調べても調べてもすぐ忘れる… 育児・妊娠・出産関連の情報をまとめています 1000本以上の医学文献を読んできたので文献情報も付け加えながら…

はじめての歯のケア

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初めての歯のケア

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最初の1本目がちょこっと出てきたときのあのなんとも言えないかわいさ。

歯が1本も生えてない歯ぐきから白い歯がちょこんとでててめちゃくちゃかわいいですよね。

歯が生え始めると気になってくるのが

歯のケアっていつからするべきなの?

歯磨き粉は使う?フッ素はいつからOK?
などの疑問ですよね。

 

歯医者さんや市の歯のひろばに参加して得た知識をシェアさせて頂きます。

 

歯磨きはいつから?

歯がある程度そろってきたら歯磨きが必要になりますが、どのくらいから歯ブラシを使うのかは悩みますよね。

日本小児歯科学会では歯磨きの開始時期を乳歯が生え始めたタイミングとしています。

口の中に歯ブラシが入ることに小さいころから慣れてくれると、ある程度大きくなってしっかり歯磨きをする必要がでてきたときに少し楽になるかもしれません。

こんな感じの安全設計の歯ブラシも売っているのでこうしたものを活用するといいみたいです。

こどもの歯ブラシ中の喉付き事故についてもまとめていますのでこちらもご覧ください。虫歯予防が目的の歯磨きでケガするなんて絶対避けたいですよね。持ったまま歩かせないのはもちろんですが、予測できないことをするのが子供です。万が一を考えて小さい頃は安全設計のされている歯ブラシの使用をおすすめします。

 

赤ちゃんのときの歯磨きは虫歯予防はもちろんですが、その後の歯磨き習慣のために大切です。

 

 

虫歯予防でできること

 

その病因論から、う蝕を誘発する甘味飲食物の過剰摂取制限、歯口清掃による歯垢(デンタル・プラーク)の除去及び歯質の強化対策としてのフッ化物の応用等が実施されている。一方、3歳児のう蝕に関するリスク因子に関しては多くの調査14)15)16)が行われており、甘味摂取の回数、授乳方法・期間、保護者(母親)のう蝕経験、フッ化物歯面塗布回数などが示されている。

(引用:歯の健康|厚生労働省 

厚生労働省が提示している健康21の中で乳児期の虫歯については上記のように記載されています。

キーワードとしては

フッ素の塗布・おやつの回数・授乳方法等があげられるかと思います。

この厚生労働省のデータでも引用されている文献の内容も含めて、虫歯のリスクとして何に注意をすべきかは別でまとめていますのでそちらを参考ください。

 

 

歯磨き粉はいつから使う?

歯医者さんでおすすめされたのが1歳半から使えるCheck-Up gelというものです。フッ素含有量等が異なるようで、6歳までの時期はバナナ味の黄色いものが推奨されています。

どの歯磨き粉を選択する場合でも「自分でペッと吐き出すことができるようになる」というのが歯磨き粉使用の1つの目安となってきます。

 

 

 

ライオン チェックアップジェル バナナ 60g

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  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 

 歯科検診

 乳児健診がおわると次にやってくるのが1歳半健診です。

この1歳半健診から歯科検診が追加されます。虫歯の有無はもちろんですが歯石などの蓄積状況などもみてくれて歯磨き方法の指導等も行ってくれます。

自治体によってはカリオスタット検査(歯石や酸の出来具合をみる検査で虫歯にどのくらいなりやすい環境になっているかをチェックするものです)というものを実施してくれるところもあるようです。

歯の生え方や食事の仕方など不安な点のある方はこのタイミングで相談してみてください。

フッ素を塗るようにと言われたけど…

歯科検診の際に「そろそろ歯医者さんでフッ素を塗ってもらってくださいね」と言われて「こどもにもフッ素を塗るの?早くない」と調べ始める親御さんが多いようです。

日本小児科学会では小児のフッ素塗布について以下のように記載されています。

 

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(引用:子どもたちの口と歯の質問箱|日本小児歯科学会


なるほど!乳歯でも永久歯でも生え始めのまだ歯が柔らかい時期にフッ素を塗っておくのが大切なんですね。

 

まとめ

歯磨きの開始は歯が生え始めたら!
虫歯予防のキーワード=おやつとフッ素
乳歯の虫歯は永久歯にも影響すると言われています。お子さんの歯の健康のために毎日大変ですが歯磨き頑張りましょう!