「大麻グミ」と呼ばれる製品をご存じでしょうか?これは、大麻の成分を含むグミタイプの食品で、一見すると普通のお菓子のようですが、その中には健康や安全に深刻な影響を及ぼす成分が含まれている場合があります。
最近、練馬区の練馬城址公園において、中高生が大麻グミを配っているという目撃情報がSNSや地域の口コミで報告されています。
子どもを守るために、知らない人から食べ物をもらってはいけないということを徹底させましょう。
知らない人というと怪しいおじさんなどをイメージする子どもも多いでしょう。しかし今回のように年齢の近い中高生からも危険なものを渡されることがあります。
中高生からもらうものも安全でないという意識を持っておくことで、守られる場合もあるため、子どもとしっかり情報共有をしていきましょう!
この記事では、大麻グミの危険性を改めて解説するとともに、こうした目撃情報を共有し、注意を喚起します。
練馬城址公園での大麻グミの目撃情報

城址公園での目撃情報は以下のとおりです。
- 暗くなってから中高生にグミを渡される
- また欲しくなったら、次回はお金を持ってくるように言われる
大麻グミに関係はないかもしれませんが、城址公園では女の子に声をかける事案や、裸を見せる変質者の目撃が報告されています。
城址公園は人気の公園なので、近隣への注意喚起だけでなく、練馬区全体に流してほしい情報ですよね。
続報が出た場合には更新していきます。
大麻グミはどんなもの?
大麻グミは、大麻の成分を含むグミタイプの食品で、見た目では大麻であることがわからなかったり、大麻の知識がないこどもには危険な食品であることがわからなかったりします。
特に問題視されるのは、THC(テトラヒドロカンナビノール)という成分です。これは大麻の精神作用を引き起こす成分であり、依存性や健康被害のリスクを伴います。近年、大麻グミの摂取による事故やトラブルが増えており、その危険性について正しい理解が求められています。
大麻グミの危険性
大麻グミにはいくつかのリスクがあります。リスクについて理解し、お菓子のような見た目に騙されないように気をつけましょう。
過剰摂取のリスク
大麻グミの大きな問題点の一つは、過剰摂取のリスクです。普通のグミのように甘く食べやすいため、知らないうちに適量を超えて摂取してしまうケースが多く報告されています。
特にTHCを含む大麻グミは、摂取後に効果が現れるまで時間がかかることが一般的です。このため、「まだ効果が出ない」と思って追加で摂取してしまい、結果的に過剰摂取につながることがあります。
過剰摂取の症状には以下のようなものがあります
- 強い不安感やパニック発作
- 錯乱状態
- 心拍数の増加
- 嘔吐やめまい
これらの症状は、特に初めて大麻グミを摂取した人に多く見られ、最悪の場合には救急搬送が必要になることもあります。
子どもやペットへの影響
大麻グミは見た目が普通のお菓子と変わらないため、子どもやペットが誤って摂取するリスクも非常に高いです。子どもが摂取した場合、成人よりも深刻な健康被害を引き起こす可能性が高く、場合によっては命に関わることもあります。
また、ペットが摂取すると、嘔吐や震え、行動の異常が見られることがあり、迅速な治療が必要になります。こうした事故は、家庭内での管理の甘さや大麻グミの無害な外見が原因で発生しており、特に注意が必要です。
依存性と長期的な健康影響
THCを含む大麻グミの常用は、依存性を引き起こす可能性があります。特に若年層においては、脳の発達が未熟な段階での摂取が脳機能に悪影響を及ぼすことが研究で明らかになっています。
- 記憶力や学習能力の低下
- 精神疾患(うつ病や不安障害)のリスク増加
- 社会的機能の低下
さらに、長期的に大麻グミを摂取することで、依存症に陥るリスクも高まります。一度依存状態に陥ると、日常生活や社会生活に支障をきたすことが多く、回復には時間と適切な治療が必要です。
まとめ
大麻グミはその手軽さと見た目の無害さから、多くの人にとって危険を見過ごされがちな製品です。しかし、過剰摂取や誤飲のリスク、依存性や長期的な健康影響を考えると、決して軽視できるものではありません。
練馬区内でも人気の城址公園での目撃情報をお伝えしました。
落ちているグミを見つけて、口に入れてしまうといった恐れもあるため、小学生〜中学生の子供はもちろん、小さなお子さんであっても注意が必要です。
特に日本では、THCを含む製品は違法であり、法的なリスクも伴います。大麻グミに関連する問題を未然に防ぐためには、個人だけでなく社会全体での教育や啓発が必要です。
私たち一人ひとりが、大麻グミの危険性を正しく理解し、注意深く行動することで、これらのリスクを減らしていきましょう。