確信があったのに産み分けを失敗した私が、今思うこと

わたしは、2人目、3人目の子の妊活時に女の子の産み分けを実施しています。

2人目の時はいわゆるシェトルズ法をベースに産み分けを実施しましたが、希望は叶わず男の子を妊娠しました。
3人目はシェトルズ法に産み分けゼリーを使用して、女の子の産み分けにチャレンジしました。
夫婦でここまでやろうと決めた結果なので、もっと産み分けをすればよかったという後悔はありません。

しかし、失敗した要因が思い当たるので産み分けに対する心残りや、女の子を育ててみたかったという気持ちが残っています。

今1番下の子は1歳を迎えました。
ここまで3兄弟を育ててきて、「女の子だったら」と思うことは多々ありました。
産み分けに関して思うことやつらかった時にどう乗り越えてきたのかを記載していきます。

目次

女の子の産み分けを確信した理由

3人目の妊活時、パートナーと相談し「産み分けはシェトルズ法と産み分けゼリーを組み合わせる方法を実践する。パーコール法や産婦人科での排卵チェックは行わない」と決めていました。

その理由は、家に未就学児の子どもが2人いたことと、夫がそれを望まなかったことです。
子どもたちを連れて産婦人科へ定期的にチェックに通うことは、近くに頼れる人がいなかった我が家には難しい選択でした。

したがって、我が家では以下の産み分け方法を実践しました。

  • 排卵検査薬を用いた排卵日の特定
  • 排卵日5日前に薄め作業を行う
  • 排卵日2日前にタイミングをとる
  • その際に産み分けゼリーを使用する
  • あっさりとした性行為
  • 浅い位置での射精

妊娠した周期は上記全てにおいて、完璧なタイミングと方法で産み分けを実践できたと感じていました。

さらに、「産み分けがうまくできたかもしれない!」という思いを確信に変えてくれたのが早期性別診断でした。
わたしは早期性別判断で有名なr先生に診断をお願いし、11週の段階で6割女の子の判定を頂いていました。

さらに16週の段階で6~7割女の子との判定を頂いていたため「これはもう間違いなく女の子だ」と勝手に確信してしまっていたのです。

r先生について知りたい方・11週時判定結果の記事はこちら
r先生16週時の判定結果の記事はこちら

『こうしておけばよかった』産み分け方法の心残り

産み分けで唯一引っ掛かりを残しているものがあるとすれば「排卵日の特定」です。

わたしは「排卵検査薬」の結果のみから排卵日を特定していました。
理由は上の子2人と一緒に寝ていることで、朝起きてすぐ動かない状態で基礎体温を測ることが難しかったからです。
どちらかというと基礎体温よりも排卵検査薬を信用していた私は「排卵検査薬でチェックを行うから大丈夫」と思ってしまっていたのです。

3人目の妊娠が判明し、産婦人科にて最終月経や性行為の日を伝えましたが、何度測ってもエコーにうつる胎児のサイズと計算があわないのです。
妊娠初期の段階では胎児のサイズはほぼ週数と比例し、個人差はないとされています。
そのため、胎児のサイズから受精日を計算すると、あきらかに私の思っている受精日とは異なってしまっていたのです。
おそらく排卵日がずれたのだと思いますが、それだと排卵検査薬の結果に説明がつかなくなってしまいます。

もう少し排卵日の特定に力を入れるべきだったなと後悔しています。

3人目も男の子だとわかったときの心境

なかなか性別がわからないまま迎えた、産婦人科で実施される胎児スクリーニングの日。

一つ一つのチェック項目をエコーで確認していく中で、素人の私ですらわかるぐらいしっかりと男の子であることが確認できました。

この日まで頭の中でも心の中でも、私は3人目は女の子であることに確信を持っていたため、文字通り頭の中は真っ白でした。

胎児スクリーニングを担当してくれていた先生は、異常のない箇所や少し疑問の残る箇所などをていねいに説明してくださいました。
その説明を聞きながらも頭の半分は「男の子だった」という思いで埋め尽くされてしまっていました。

お腹の中の子は何も悪くないことは十分に理解していました。

しかし、検診後に車に乗り込んだ私は、なかなか駐車場を出発できなかったのです。

しばらく呆然とし、目からは涙があふれてきました。

『今だけごめんね。もうこれが最初で最後にするからね』とお腹の中の子に、心の中で謝りながら大泣きしたことを今でも思い出します。

今でも残る『女の子を育ててみたかった』という思い

今でも

  • ひなまつりのシーズン
  • かわいい浴衣の季節
  • 身近な人の女の子妊娠報告

などの時にひどく傷ついた気持ちになり、もし女の子だったら・・・と考えることもあります。


それでも、3人目の子はとてもかわいいです。
上2人が溺愛してくれていることもあり、家族から愛されて育ってくれています。

3人の男の子たちはそれぞれの個性を持ってすくすくと成長してくれています。
どの子も我が家に欠かせない大切な大切な存在です。

無責任なことは言えませんが、産まれてきてくれた我が子はきっと愛しい存在であることにかわりはありません。

ふとした瞬間に女の子を育ててみたかったなと思うことはありますが、今は『この子たちの親でいられて幸せだな』と感じています。

産み分けで希望が叶わなかったとき、

まぁ。しかたないか!

とすぐに切り替えられる方もいれば、わたしのようにずっと考えてしまう方も多いのではないでしょうか?

私も数日は暗闇の底にいるような気持にもなりましたし、今でもコンプレックスとまではいかないまでも女の子を育てているお母さんをみてうらやましいなと思うことがあります。
でもきっと少しずつそこから抜け出せるはずです。
私が気分を変えるためにしたことをお伝えします。

  • 思いを全て紙に書きだした
    なぜ女の子を産みたいと思ったのか、今子どもたちにどのように感じているのかを率直に書きました。そして「女の子を産みたい」と感じていた理由の一つ一つを見てみると、性別に拘る必要のないものが大半を占めていることに気づけたのです。
  • 新しいことを始めた
    時間が少しずつ解決してくれるはず。との思いから資格の勉強を始めました。
    今子どもたちにできることを考えようと思い、この時に離乳食・育児食コーディネーターの資格を取得しました。
  • 比べるのをやめた
    比べるのを完全にやめることは難しいですが、まずは今わたしが持っているものに目を向けることにしました。そしてSNSから少し距離をとりました。
    今わたしの手の中にはなにがあるのかな。と少しゆっくり考える時間がとれると気づかない幸せに気づくきっかけになるかもしれません。

X(旧Twitter)では、産み分けの情報を必要としている方に、0.1%でも産み分けの確率が上がれば…と情報発信の形でお手伝いをさせていただいています。(Xアカウント:umiwake_girl

苦しくなったら気持ちを吐き出しにきてください。

誰かに、どこかに、その思いを吐き出すことが、もしかしたら一歩でも半歩でも進む足がかりになるかもしれません。

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この記事を書いた人

男の子3人を育てている母です!
サポートがほとんどない中で、2人目、3人目の妊娠生活や産後の悩みを乗り越えてきました。その経験をもとに、妊娠中や育児中の皆さんが抱える不安や悩みに寄り添いながら、役立つ情報を発信しています。

・離乳食/育児食コーディネーター

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