かまいたちが炎上したのは何故か。薬局での処方箋の待ち時間について

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薬剤師さんは患者の健康を最優先に考え、医療の一翼を担う専門家です。

この記事ではかまいたち山内さんの発言がなぜ炎上したのか、薬剤師さんの日常業務や患者との関わり、そして待ち時間やプライバシーの課題について記載しています。

かまいたちはなぜ炎上したのか

2月28日に放送された『これ余談なんですけど…』かまいたちのお二人がMCをされているトークバラエティ番組内での発言でした。

トークテーマは『せっかちな関西人がイライラする瞬間』

その一例として、薬局での症状の確認が無駄な時間だとしたことで炎上に繋がりました。

要約すると

熱があるかどうかの確認は、病院でしたし診断も受けたから処方箋がでているわけで、今ここで薬剤師さんに話す必要はない

という話をされていました。

ちなみに翌日にかまいたちの濱家さんがXにて以下のポストをしています

今回の件を薬剤師さんの業務について学ぶきっかけにしてくれるといいですね。

否定的なネットの反応

主な反応は、薬剤師さんの仕事内容をきちんと理解していない!というものでした。

薬剤師は薬の処方の最後の砦

将来様々な薬を併用することになった時に薬剤師さんとのやりとりが自分自身を救うことになる

一方で山内さんの意見に一部同意する意見も見られました

山内さんと同意見です。 (問診結果について)またここで聞く?とずっと思ってました。

薬剤師さんはこの件でどう感じたか

ネット上ではこの件について薬剤師の方々も口コミを残されていました。

薬剤師です。 自分の仕事を否定されている気分です。

カウンセリングじゃないんですよ。本当に処方内容が正しいか・適切かの確認なんです。

薬剤師さんの仕事内容があまり理解されていないというのが大きな理由ではないかと感じました。
「ただ薬を詰めて渡している」
そのような認識である場合に、今回のような意見があがってくるのではないでしょうか。

口コミ不満1: 待ち時間の課題

混雑している薬局では1時間待ちがざらではないケースが多くあります。
このように混雑する薬局では事前にアプリで処方箋を送信して、薬ができあがってからとりにくることができるサービス等を導入しているところもあります。
また、薬はかかったクリニックの近くでしか受け取れないわけではないので、他の空いている薬局に取りにいくという手もあります。


しかし、クリニックから離れた薬局の場合その薬を在庫していないケースがあるというデメリットもあります。

口コミ不満2: プライバシーへの配慮

上がった声はプライバシーへの配慮というものでした。

薬剤師さんがお薬を渡すのは基本的には個室ではなくカウンター越しになります。
薬局内で多くの人が順番待ちをしている状態で、番号ではなく名前で呼び出されることや病名、検査の数値について話をされることに抵抗をしめす人が一定数いることがわかりました。

少しずつ名前ではなく番号で呼び出しを行うところも増えてきましたが、より一層プライバシーに配慮した対応が求められますね。

薬剤師の主な業務

  • 患者さんへの薬の適切な使用法や副作用に関する情報提供
  • 医師との連携による処方箋の確認・調剤業務
  • OTC薬の効果や使用方法に関するアドバイス
  • 健康相談に対する専門的な応対
  • 健康状態に合わせたアドバイスと情報提供
  • 薬物治療におけるリスク管理と適切なアクションの提案

薬剤師さんに救われた実体験

子どもを育てていると薬剤師さんの情報に救われたことも多々あります。
特にこどもの薬の飲ませ方や目薬の差し方のアドバイスは非常に助かりました。
子どもが小さく粉薬をうまく飲めない時には袋の中に水を数滴入れて溶かす方法や、アイスクリームに混ぜて食べさせると飲みやすいといった話をしてくれました。
(水で溶かしてはいけないケースや、アイスクリームと併用してはいけない薬剤もあるため、必ず薬剤師さんに確認の上試しましょう)
薬同士の飲み合わせだけでなく、食事や飲み物との併用についても話してくれるため気をつけながら子どもに薬をのませることができています。

まとめ

今回はかまいたちの山内さんが薬局での待ち時間について言及したことによる炎上についてまとめました。

今回の一件をきっかけに、薬局での待ち時間解消やプライバシー問題の解決に進むといいですね。

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